INTERVIEW

ドクターの声

医院を承継された
ドクターの実例インタビュー

1978.02 開院

神保内科医院(新潟市西区)

院長 神保 長三 先生

後継者探しというのはタイミングが大事。
思いのほか時間がかかるものです。
クレアメディコが仲介に入ったことで、あっという間に話がまとまりました。

 

5年近く待ちようやく出会えた継承先の先生

昭和53年(1978年)の開院から約38年間、医院を続けてきました。もともと体力には自信があったのですが年齢とともに気力・体力の低下を感じ始め、体が言うことをきかなくなる前に誰かにバトンタッチしたいと考えるようになりました。
今から5~6年前、医師会の会報に何度か広告を載せてもらい、後を継いでくれる方を探していましたが、広告を載せたからといって後継者がすぐに見つかるわけではなく、反応があったりなかったり…。私を含め他の先生方も同様、いずれの案件も上手く話がまとまることはありませんでした。

いよいよとなったら閉院するしか道はないと半ば諦めかけていた頃に、仲介してくれたクレアメディコが尋ねて来てくれました。それが約1年前のこと。そこからとんとん拍子に話が進んだわけです。

タイミングというのでしょうか、同じ頃、長谷川先生も開院をご希望されていたということで、クレアメディコが私たち2人を巡り合わせてくれました。

お金の問題よりも、医院の存続が第一

私としては契約の条件にはそれほどこだわっていませんでした。医院を売ってお金をいただくという気持ちは全く無くて、とにかく医院を存続させたいという一心。
この地域はお年寄りをはじめ、患者さんの多いところですし、隣に薬局もあります。駐車場も十分。建物だけはかなり古いので、ある程度修繕をすれば条件としては決して悪くない。あとは新しい先生に来ていただければ文句なしと考えていました。ですからクレアメディコと出会い、一気に話がまとまった時は安堵の気持ちでいっぱいでした。

相手の先生は臨床経験も豊富で立派な経歴。
安心して継承できました

私の場合、経歴からすると大学ではどちらかというと研究が中心で、臨床経験の多い医者ではありませんでした。むしろ開院してから臨床経験を積んできました。
近年は特に医療の分野では遺伝子学や免疫学など、どんどん新しい医学が出てきており、平たく言えばついて行けなくなってきたというか…。若手にバトンタッチするタイミングだと感じていました。

ありがたいことに後を継いでくれた長谷川先生は、大きな病院で臨床医を務めてこられた立派な経歴をお持ちの先生。人格的にもご立派で温厚な方で、この先生が後を継いでくれて本当に良かったと思っています。

熱意と馬力、という精神的な部分も繋いでもらいたい

医師としての務めを終えて思うのは、医学の知識や経験はもちろん大事なのですが、それだけではないということです。

よく「神保さん、神保さん」と患者さんたちから慕われたのも、馬力と熱意をもってやってきたからこそだと自負しています。今回の継承では医院の建物、医療器械、スタッフなどはもちろん、熱意と馬力という精神的な部分も引き継いでいただけたら嬉しいです。

そして病院との連携も引き続きお願いしたいですね。病院の先生とうまく連携が取れると診療自体スムーズですし、病院と医院、そして何よりも患者さんにとってメリットがあります。患者さんから信頼してもらい、慕われてこそ地域から支持されるのではないでしょうか。
その意味では長谷川先生はもともと西区出身の方なので、地域に溶け込んだ診療ができると期待しています。

お問い合わせ
実績一覧
物件情報