INTERVIEW

ドクターの声

新規開業実例インタビュー

2013.12 開院

メディカルゾーン

もとやま内科クリニック(新潟市東区)

院長 本山 展隆 先生

先輩医師や知り合いの医師仲間たちが
クレアメディコのサポートで開院。
「やって良かったよ」の一言が背中を押してくれました。

 

開業のマニュアル本を読んだり、開業セミナーにも参加。
調べれば調べるほど、正直、開院するのは難しいかなと思っていました

50歳を前にして、最終的にどのようなかたちの医療を目指していくかの岐路に立ち、このまま病院勤務を続けるか、それとも独立して自分の信念に従い開業医を目指すのか、まだ決めかねていました。開業の可能性はどうなのかを探るため、マニュアル本を買って読んだり、東京の開業セミナーにも参加。一昔前なら開院すれば儲かるという時代もあったようですが、今は戦略的に計画しないと失敗もあり得ると、現実の厳しさを知ることになりました。
ハードルは高かったのですが諦めがつかずにいたちょうどその頃、お世話になった先輩ドクターが開院。その先生も比較的年齢が高くなってからの独立でしたので、いろいろ相談したいと思い、時間を作ってもらいました。

迷いが消えた先輩の一言。
「開院に費やすエネルギーは凄い。ストレスも半端じゃない。でも開院して良かった」

先輩(医師)に対し、開院してどうだったのか、どのくらい大変なのか、気になっていた疑問をぶつけてみました。すると返ってきた答えは「開院は本当に大変だよ。診療が終わってもカルテを毎日確認して、帰宅するのは10時、11時。体力も使うし、ストレスも凄い。初めの2~3年は大変だけど、それでも開院して良かった。」
開院のノウハウについては、アルファスグループのクレアメディコに相談したことも教えていただきました。
私もその会社名を医師向けの医療専門サイト『m3』で知っていましたし、先輩からのすすめもあり、第一関門突破。ようやく開院に向けてのスタートが切れると思いました。

実際クレアメディコに問い合わせ、開業について詳しく話を聞きました。
「クレアメディコはきめ細かな対応をしてくれるから頼りになっていいよ」
と先輩から聞いていましたので、内容に不安はありませんでしたが、肝心の相談料について少し気になっていました。しかし、そのコンサル料も不要。にもかかわらず、開業するまでの各工程で多岐にわたり細かく支援してくれることがよく理解できました。
心強い先輩の存在もありましたし、他にも新潟市をはじめ三条市、見附市、長岡市、柏崎市など県内各地で第三内科(消化器系)の先生方を多く手がけていることを知り、感覚的にイケると思いました。

春にお会いしてから半年あまり、ここ東区海老ヶ瀬の再開発地区に、医院建設の候補地を紹介してもらったのが、2012年の冬、開業の1年前のことでした。食品スーパーに隣接し、周囲には新興住宅地や学校、商業施設なども多く、これから診療をやっていくには適した立地。幾度も検討を重ねた末に、良い条件の土地に出会うことができました。

常に医院側に立って、上手く業者をコントロールしてくれたのは心強かったです

開院する場所と銀行の融資が決まり、いよいよ土地の契約へ。クレアメディコの指導を仰ぎながら、医院の設計・建築、広告・プロモーション計画、医療器械の選定、スタッフ採用など、開院に向けての準備を進めていきました。
開院までにはこうしたいくつもの業者と関わっていくのですが、私にとって何から何まで初めてのことで知らないことばかり。自分が建てる医院だからといっても、何をどこからどう話をしたらよいのかわからず、要望がうまく伝わらないことも。私なりにイメージを話しても意向に沿う提案をいただけない時などは、クレアメディコ経由でお願いすることもありました。常にこちら側に立って考え、動いてくれる、頼りになる存在。上手く業者をコントロールしてくれたのは心強かったです。

接遇などのスタッフ教育はありがたいサポート。
開院後も引き続き指導を受けながら、患者さんの満足度を高めていきたい

クレアメディコのサポートは、開院するまでだけでなく、開院後もずっと続いています。
開院前のロールプレイングでは、スタッフのスキルのばらつきが見えたことで、これから何をしなくてはいけないかがわかりました。開院してからは、毎月、患者さんアンケートをフィードバック。患者さんからの要望やご意見など、自分たちだけでは気づかないことを指摘してもらえるので助かっています。

実際開院してから最初の1、2ヶ月は大変でした。患者さんひとり来た時に、通常の患者さんだったらいいけれど、がん検診の患者さんだったらどうするか?特定健診の患者さんだったらどうするかなど、院内ルールが決まっていないことが多かったため、新しい患者さんが来る度に慌てていました。そういう部分でもある程度、院内ルールもできつつあり、少しずつ落ち着いてきましたので、社員教育も含めながら患者さんの満足度を高めていけるよう改良していきたいと思っています。

マニュアル本などを読んでそれなりに覚悟はしていたつもりですが、実際開院してみるといかに雑務が多いことか、改めて気づかされました。一人でやろうとしても絶対無理なので、やはり信頼できるサポート企業を見つけるということが一番ですね。

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