最初から最後まで、患者さんとしっかり向き合いたい
大きな病院での診療・治療も意義はありますが、術後のフォローや在宅での緩和ケアが必要な患者さんの治療には限界があります。また、転院される患者さんに対して、その後の診療を見守ることができないのも課題でした。そこで、自由度が高く往診などの診療体制を整え、患者さんのその先まで支えられる環境を作る「開業」という選択がいつかは必要だと考えていました。
今後の医師としての在り方を考えたとき、地域のかかりつけ医として、病気の発見から治療、そして最期まで患者さんとしっかり向き合いたいと感じていました。大きな病院へ紹介する際にも、しっかりと診断をつけて治療を受けてもらい、その後も通いやすい地域のクリニックで診療を続けたいと考え、地域連携医療の実現を強く望んでいました。
患者さんにとって安心できる場所、
支えになれる場所を作りたかった
往診を含めた体制を整えるには、医師1人では難しいと考え、以前から交流のあった冨田医師と相談し、「2人でやろう」という話になりました。私は消化器内科、冨田医師は循環器内科を専門としており、胃腸と心臓の診療を担えることで診療の幅が広がり、お互いに助け合える体制が理想的だと思いました。
粘り強い交渉力、熱意と勢いを感じました
最初にサポート力を感じたのは、候補地の地主さんとの土地交渉です。今の開業地は地元ということもあり、「絶対にここで開業したい」と思っていました。しかし、複数科の誘致が条件で、交渉は難航しているように感じました。それでもクレアメディコさんは諦めず、粘り強く交渉を続けてくれ、最終的に内科・小児科・皮膚科の誘致が決まり、この場所で開業することができた時は本当に嬉しかったです。
複数の業者との調整が続く中、予算やスケジュールなどの難しい要望にも「交渉してみましょう!」と前向きに受け止め、実際に結果を出してくれました。クレアメディコさんは、熱意と勢いにあふれた企業だと感じました。
最初に会った時から、
ずっと真摯に向き合ってくれました
真摯に意見を聞き、応えてくれ、開業後も向き合い続けてくれます。開業して終わりではなく、開業後も関係を続けられる企業や人と共に歩んでいきたいと感じています。クレアメディコさんは、開業後も調剤薬局を通して患者さんのアンケートを集め、意見を共有してくれます。お互いに開業後も向き合う気持ちを持ち続けたいと思います。
これから何十年と、私たちが働けなくなったとしても次世代につなぎ、地域に必要とされ続けるクリニックとして発展していきたいと願っています。