医師になって20年目が一区切り

勤務医として病院でできる仕事に関しては、一通りはできるようになっていたし、私なりに十分やったと思うようにもなっていました。20年間勤務医をしてきて45歳、その後20年で65歳になります。今後のことを考えたとき、やはり20年というところが一つの区切りかなと思いました。
それで、以前から知り合いだったクレアメディコに相談しました。当時は新規開業を考えていたのですが、相談していく中で医院継承という形もあると聞き、それも選択肢の一つとして考えてみようと。しかし、新規は自分がしたいときにある程度自分のペースでできますが、継承はそうではない。継承してもらいたいという医院があって、初めて成り立つものです。ですから、具体的に継承の話があったら考えようと思っていました。
先生と直接お会いして継承を決定
小林先生はすごいですよね。地域で30年を超えてしっかり診療を続けてこられたのですから、本当に尊敬できます。信頼できる知人とクレアメディコの両方に紹介されたこともありますが、小林先生の素晴らしさに接してたことも、継承を前向きに考える大きなキッカケとなりました。
継承の2年ほど前に勤務していた病院に報告
クレアメディコにはかなり汗をかいてもらったと思います。小林先生と直接お話ししたのは最初の1回ぐらいで、あとはクレアメディコが間に入ってくれたので、本当に助かりました。
医院の建物に関しては、改装して使うか、新築するかなどをクレアメディコにシミュレートしてもらってから、新築することに決めました。そして、小林先生には新医院になってからも決まった曜日には診察してもらうことになりました。小林先生も「ぜひに」と言ってくれましたし、江陽医院からの患者さんにも安心してもらえます。
何度も相談しながらの細かいシミュレーション
最初は新規での開業を考えていた私ですが、医院継承という選択をしたことは正解だったと思います。医療機関は個人のものなのでしょうが、非常に公共性が高いものです。同じ地域で医療を長く続けていくことは、これからの社会においてより重要になるでしょう。そういった社会的責任も担いながら、医療を地元の人たちに長く提供できるのが医院継承だと私は考えています。